400年の歴史と伝統を受け継ぐ三条の匠「嵐匠」

「金物の町三条」の歴史は400年前に遡ります。寛永2年(1625年)から3年間三条に代官所奉行として在城した大谷清兵衛が江戸から釘職人を招き、河川の氾濫に苦しむ農民の副業として和釘の製造方法を教えたことが三条鍛冶の始まり言われています。

寛文元年(1661年)、福島県会津地方からのこぎりや手斧などの新しい製造方法が導入されると、製品は和釘から鎌、のこぎり、包丁にまで広がり、次第に専業鍛冶が誕生するようになりました。先人の技を受け継いだ三条の職人は、使い手の要望に叶う道具作りを目指し、研鑽を重ねながら脈々と歴史を紡いできました。こうして400年の時を経て三条は日本有数の手工具の産地へと発展しました。

嵐匠(RANSHOU)は、三条市の中心を流れる五十嵐川の「嵐」と「匠」を用い、”三条の優れた技術を持つ職人”の意味を込めたブランドです。

三条市とその周辺地域で生産された選りすぐりの製品をご紹介いたします。